松井証券|口座を開いたら最初にやること

診断で松井証券が出た方へ。設定なしで0円になる範囲から、デイトレの使い方まで、最初にやることだけをまとめました。

診断で松井証券が出た方へ。ここは口座を開いたあと、最初にやることだけを書いたページです。会社そのものの紹介は松井証券のページにあります。

1. 手数料は「設定なし」で0円になります(ただし1日50万円まで)

松井証券がほかの4社と違うのは、0円にするための設定も同意も要らないところです。ほかは、SBIが電子交付の設定、楽天がゼロコースの選択とSOR(Rクロスを含む)の利用同意、eスマートが注文ごとのSOR選択を求めます。マネックスは課税口座では0円になりません。

1日の約定代金の合計が50万円までなら0円。SBIのように電子交付を設定したり、楽天やeスマートのようにSOR注文に同意したりする必要がありません。口座を開いたその日から、そのまま0円です。

50万円を超えると、こうなります(税込)。

1日の約定代金合計 手数料
50万円まで 0円
100万円まで 1,100円
200万円まで 2,200円
以降100万円ごと +1,100円
1億円超 110,000円(上限)

この「ボックスレート」は取引所とPTSの合算で計算されます(現物と、制度・無期限・短期の信用取引が対象)。

25歳以下の方

25歳以下なら、金額にかかわらず0円です。正確には「26歳になる月の最終営業日取引分まで」無料が続きます。

★ただし対象外がいくつかあります。「一日信用取引」「NISA口座・ジュニアNISA口座での取引」「単元未満株の売却」「立会外分売での買付」「電話での取引」は別の手数料体系です。残念ながら、NISAでの取引にはこの無料が適用されません。ここを勘違いしたまま始める人が多いところです。

2. MATSUI Bankを開く(入金操作が必要なくなります)

金利の話より先に、こちらです。

買うときに、足りない分がMATSUI Bankから自動で入ってきます(スイープ入金)。松井証券は、こう説明しています。

ふぉりお

「スイープ入金は、発注に必要な資金を、自動で、リアルタイムにMATSUI Bank口座から松井証券の口座へ入金する方法です。」
「入金操作は必要ありません。」
「スイープ入金の手続料は無料です。」

  • 証券口座からMATSUI Bankへの出金は、休日や夜間でも即時・無料です
  • MATSUI Bankと松井証券のあいだの入出金は何回でも手数料無料
  • ATMの利用が月5回まで無料、他行宛の振込も月5回まで無料
  • MATSUI Bankのデビット決済で、利用金額の1%が松井証券ポイントとして付きます

そのうえで金利です。投資に回していないお金に、誰でも年0.51%(レギュラー)。松井証券の証券残高が100万円以上でゴールドの0.62%、1,000万円以上でプラチナの0.75%になります。判定は毎月の最終営業日時点で、適用は翌々月です(預金の残高ではなく、証券の残高で決まります)。

ふぉりお

MATSUI Bankは松井証券が銀行代理業者として提供しているもので、所属銀行は「株式会社ドコモSMTBネット銀行」です(2026年8月3日に住信SBIネット銀行から商号変更/許可番号=関東財務局長(銀代)第466号)。ブランド名の「MATSUI Bank」は変わっていません。

3. 米国株をやるなら「外貨決済」を選ぶ

松井証券は米ドルの両替が、買うときも売るときも無料です(外貨決済・定時両替)。公式の表記も「米ドル購入時 無料/米ドル売却時 無料」です。

★ただし円貨決済を指定すると対象外になり、1ドルあたり25銭かかります。ここは必ず確認してください。設定ひとつで、かかるお金が変わります。

ふぉりお

松井証券は買うときも売るときも無料と明記しています。楽天とマネックスは売却時に25銭かかります。SBIとeスマートは売却側の逐語を確認できていないので、「松井だけ」とまでは言えません。ただし松井自身が言う「両替コストが完全無料なのは松井証券だけ」は同社の主張なので、そのまま鵜呑みにはしないでください。

4. デイトレをやるなら「一日信用」

同じ日のうちに売り買いを終える取引なら「一日信用取引」が使えます。手数料0円・金利0%・貸株料0%です。

★条件があります。当日の大引けまでに反対売買するか、15時45分までに現引き・現渡しをすること。期限を過ぎると当社の任意で決済され、1注文につき3,575円(税込)がかかります。

ふぉりお

デイトレ専用の信用取引で金利が0%なのは、実は松井だけではありません(SBI・楽天・eスマートも0%。マネックスだけ1.80%)。松井が強いのは、手数料も貸株料もまとめて0になるという組み合わせのほうです。デイトレをするなら、ここは大きいです。

月3万円を30年つづけたら、どれくらい貯まるか

積み立てる額は30年で1,080万円(月3万円×12ヵ月×30年)。そこに還元率をかけるだけの、単純な計算です。

還元率 30年で貯まる松井証券ポイント
0.5%(一般カードで月5万円以上) 54,000ポイント
1.0%(プレミアムで月5万円以上) 108,000ポイント

★そのままの率が30年続く前提の、あくまで目安です。還元の条件は実際によく変わります(このページに書いた各社の条件も、直近1〜2年で改定されています)。「これだけもらえる」という約束ではありません。

一般カードで、積立以外の月間ショッピングが5万円未満だと付与なしです。ここは条件を満たせるかどうかで0か0.5%かが変わります。

貯まった松井証券ポイントは何に使えるか

  • 投資信託の積立に使える(100ポイントから、1ポイント=1円)
  • PayPayポイントに交換できる(★100ポイント→90ポイントなので、等価ではありません)
  • dポイントに1:1で交換できる
  • Amazonギフトカードに交換できる(1ポイント=1円・リアルタイム。1万円分までは1,000円単位)
  • 3,000種類以上の商品と交換できる

★PayPayへの交換だけ目減りします(100→90)。等価で使いたいなら、投資信託かdポイントかAmazonギフトカードです。

5. 信用の需給を見る(松井は「ネット証券業界初」としています)

松井証券の「マーケットラボ」という道具の中に、「東証売買内訳データ」という機能があります。ここで、東証の全銘柄の信用残を、当日中に推計値で見られます。口座があれば追加の費用はかかりません。

もとになる「東証売買内訳データ」はJPX総研が販売しているデータで、松井は自社のリリースで「ネット証券業界初」と書いています。他社が今後扱わないという意味ではありません。

iPhone・iPad・Macでは、マーケットラボの売買分析が表示されません。公式は日本株アプリを使うよう案内しているので、スマホで見るなら日本株アプリ、パソコンならマーケットラボ、という使い分けになります。

ふつう信用残は翌営業日以降に公表される数字です。ふつうなら翌日まで分からないことが、その日のうちに見えます。需給を見て売買する人にとっては、非常にありがたいツールです。

6. 松井証券が向いていること

  • 設定も同意もなしで、1日50万円まで0円(上の1)。口座を開いたその日から、何もしなくても0円です。
  • 夜間のPTSが翌2時まで。SBIと楽天は23時59分で終わり、マネックスとeスマートは夜間の取引ができません。5社でいちばん遅い時間まで取引できます。
  • 米ドルの両替が買いも売りも無料(外貨決済)。
  • 一日信用(手数料・金利・貸株料が0)。
  • 当日の信用残を全銘柄で推計(上の5)。
  • IPOは、抽選に参加する時点でも残高が要りません。公式の言い方は「購入代金は抽選後、購入申込期間最終日までにご用意いただきます。つまり、抽選には口座残高なしでもご参加いただけます!」です。

資金が必要になる時点は5社で違います。マネックスとeスマートは申し込み(ブックビルディング)の時点、SBIと楽天は抽選の時点(発行価格決定日18時)、松井だけが当選したあとです。抽選に回るのも原則70%以上(完全平等抽選)。ただし申込数が足りないときなど、割合を引き下げたり抽選を中止したりすることがあります。

  • サポートが手厚い。HDI-Japanの格付けで「問合せ窓口」「Webサポート」の2部門とも、最高評価の三つ星を15年連続で獲得しています(無料の個別相談もあります)。

7. 松井証券が向いていないこと

次に、口座を開く前に確認したい点を挙げます。

  • 1株ずつ買い足す使い方には向きません。 市場でできるのは単元未満株の売却だけです。買い足すには「買増請求」になり、受付は電話だけ。手数料は1件あたり最大1,100円(税込)で、株が口座に入るまで約2週間かかります。さらにNISAで保有している分は買増請求ができません。

> 公式の逐語=「単元未満株式の買増しは、電話でのみ受付けます。」「買増請求後、買増分の株式が入庫されるまで約2週間かかります。」「NISA口座(ジュニアNISA口座含む)で保有する単元未満株の買増請求は、受付できません。」

  • 通常の信用取引の金利が高いです。公式FAQの買方金利は制度信用が年3.1%、無期限信用が年4.1%。ほかの4社はいずれも制度信用が年2.80%(SBI・楽天・マネックス・eスマート)なので、松井のほうが高くなります。eスマートの一般信用長期は2.79%です。大口向けの優遇金利は各社別にあります(eスマートは条件次第で最低1.15%まで下がります)。数日以上持つ信用取引には向きません。
  • 取扱商品はあまり広くありません。1つの口座でいろいろ持ちたいなら、買いたい商品の取扱いを先に確認してください。
  • 26歳以上は1日50万円を超えると課金されます。
  • 単元未満株の売却には、公表されていない値引きがあります。実質のコストがサイト上で確定できません。
  • 外国株は米国だけです(SBIは9カ国、楽天は6カ国)。
  • 米国株の取引時間は12時間です。23時間への延長は日本時間2026年12月7日11時からの予定で、まだ適用されていません。なお、この23時間化は米国側の制度変更(オーバーナイトセッションの新設)で、松井だけの話ではありません。マネックス証券も初日から対応する予定です。

8. 未成年の方へ

松井証券の未成年口座は満18歳未満の未婚の方が対象です。

  • 親権者(原則として父母)が「総合口座」を開設していることが条件です
  • 入金する人の名義は、口座名義人本人に限られます。本人以外からの入金はできません
  • 使えるのは現物取引、IPO、PO、立会外分売、貸株サービス、米国株取引、投資信託、米ドルMMFです
  • 信用取引・米国株信用取引・FX・先物オプション取引は使えません
  • 18歳になると一般口座へ移行します
  • NISAは18歳以上が対象なので、未成年は使えません(0〜17歳向けの「こどもNISA」は2027年1月から始まる予定です)

松井証券の公式サイトを見る →

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2026年8月13日〜15日時点の各社公式にもとづく目安です。最新の手数料・条件は必ず各社公式でご確認ください。